令和7年1月4日(土)
静岡県沼津市のJR沼津駅周辺の回遊性を高めるため、1月7日から南口の交差点に新たに横断歩道を設置する工事が始まります。沼津市が描くのは「人中心」の街です。
新たに横断歩道が設置されるのは、沼津駅南口側と沼津ラクーンの間を通る市道です。1月7日から工事が始まり、地下道の入り口を2つ塞いで、地下をくぐらずに横断できるようにします。
横断歩道だけでなく、東に向かう車道を1本なくして歩道を2.5m広げることで「人中心の街づくり」を目指します。
JR沼津駅南口前の交差点には横断歩道がなく、歩行者らは地下道を通らなければならず、通行の難所となっています。沼津市はこの難所の解消を目指していて、今回、交差点東側に南北方面の横断歩道を設置することになりました。横断歩道新設に伴い地下道の入り口2カ所を撤去する上、駅側の車道を1車線減らし歩道を2・5m拡幅します。
工事は6日から3月26日までで、総事業費はおよそ2700万円です。
沼津市は「地上横断化で新たな歩行者の導線が生まれる。引き続き中心市街地の利便性回遊性の向上に取り組んで行く」としています。