令和8年9月20日(日)
9月15日、2026年の基準地価が発表されました。
基準地価とは?
そもそも「基準地価」とは?
基準地価とは、都道府県が毎年7月1日時点の土地価格を調査し、公表するものです。
不動産取引の実勢価格がそのまま基準地価になるわけではありませんが、地域ごとの地価の動きや、不動産市場の傾向を知るための重要な指標のひとつです。
全国の全用途平均は前年比1.5%上昇し、5年連続の上昇となりました。
住宅地・商業地ともに上昇が続いており、都市部を中心とした地価の上昇が見受けられます。
静岡県内では、地域や土地の用途によって地価の動きに差が出ています。
中部エリアでは、静岡市の中心部や東名インターチェンジ付近等で需要がみられる一方、沿岸部等では住宅地の下落が続く地域もあり、中心部と沿岸部で地価の動きが分かれる傾向にあります。
西部エリアでは、遠州鉄道沿線等の利便性が高い地域での住宅需要が堅調です。浜松市では、新規開発された分譲地等の地価が上昇する一方、地域によっては下落しており、こちらも地域による差が出ています。
東部エリアでは、長泉町において住宅地の平均変動率が1.5%上昇し、県内トップの伸び率となっています。三島駅への交通アクセス等、利便性の高さを背景に堅調な需要が続いています。
沼津市では住宅地が0.9%上昇しています。
商業地では、沼津市大手町の地点が11.7%上昇し、県内商業地の上昇率トップとなりました。
現在、沼津駅周辺では再開発が進められており、再開発への期待感、また、マンション需要等が地価を押し上げる要因となっています。
工業地では、事業用地や物流拠点の需要が高まっており、工業地域内や、東名・新東名高速道路のインターチェンジ周辺を中心に、用地の開発が進み地価も上昇しています。
企業からの問い合わせが多い一方で、事業用地は土地不足により希少性が高いことから、今後も用地の開発が進むことが想定されます。