令和6年4月5日(金)
静岡県内の公立小中学校が過去10年間に50校も閉校したことが、静岡新聞社の独自集計で明らかになりました。子どもの数に応じた教育効果を考慮して、適正な規模に学校を統廃合する動きが中山間地を中心に進んでいるようです。一方で、小中学校は住民のつながりを生み出す機能もあり、学校のなくなった地域ではコミュニティーの維持が課題となっています。県内の少子化は中山間地に限らず進んでおり、今後10年間で市街地にも影響が及ぶ見通しです。
この動きは、児童生徒数の減少に伴うもので、県教育委員会や静岡市、浜松市の教育委員会によると、学校別の児童生徒数を公表しています。少子化が進む中山間地では、学校統廃合が多く行われており、一部の地域では統廃合に反対する動きもあります。統合した場合、空き校舎の活用などが課題となっているようです。
この問題は、教育のあり方や地域社会の維持について考える上で重要な課題となっています。
令和6年4月5日静岡新聞引用